2013/08/15

建築巡り 1


西村伊作記念館(大正3年竣工)へ行ってきました
教育学者であり建築家でもあった西村伊作の和歌山県新宮市にある自邸です

まだ男尊女卑の気風が残っていた時代に
伊作さんは日本で初めて家族団らんや居間中心の生活を書いた「楽しき住家」を出版
自邸の中でも、暖炉を囲うようにベンチがつくられていたり楽しそうな空間がありました

小屋裏に井戸の水を上げて2階と1階に設けたトイレは水洗だったり最先端の技術、
一方で、ただの洋を真似た建築ではなく、
内部は華美な装飾はさけて設計されたようです
家をつくるにあたり、外国から取り寄せた洋書もたくさんありました

どんなに科学技術が発達しても、立ち返るのは「楽しき住家」
今も昔もかわらないですよね

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